仮面のスキマ

メジャータイトルなのでお約束
私の個人的感想や考えの駄文なので楽しんで頂ければ何より
お気に召さなければ早めにお忘れ下さい。

ガラスの仮面 言わずと知れた美内すずえ先生の未完の名作。
こないだまで深夜にアニメ（ＴＶ版としては２回目）が放映していました。
安達祐実が主演でドラマ化もしましたね。

・・・安達祐実・・・(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ちょっとトラウマスイッチが（ｗ

くわしくは４／２４の「怖いモノ見たさ」をご覧下さい。

スミマセン　宣伝　です。

話を戻します。
ドラマは松本莉緒（当時恵）が亜弓さん、野際陽子が月影先生という
見た目的にはなるほどなドラマでした。

「これで演技に深みがあれば」（by黒沼センセ）

などというのは野暮でしょうけど。（ｗ
その後続編も作られました。

松本莉緒さんは数年前またもや、やはり縦ロール髪お嬢様
お蝶婦人をやっていたのは皆様ご存じのことかと。

マンガは読み出すと止まらなくなるマンガの１つですね。
最初に言った深夜アニメをうっかり見てしまい
マンガを読みたくて読みたくてたまらなくなり
古本屋でセット売りを探しましたがなかなか見つからず、
数巻欠けの文庫版セットを値切って購入しあちこち廻ってコンプリート、
晴れて一気読みが出来ました。
このときは朝４時頃まで読んでましたっけ。（ｗ

こないだまでよく見かけていた本がいざ買おうとすると
売れているって事無いですか？特に古本。
私は微妙に同じタイミングで欲しい人がいるのか
年に数回あるんですけど。
（ちなみに最近はワイルドライフというサンデー連載中の獣医さんマンガでした。）

好きなエピソードはジーナと五つの青い壷とか
高校一人芝居とか二人の王女のオーディションのあたり。
真夏の夜の夢もはずせないですね。
連載はストップ中で続きはいつ出るか判らない状態ですが
何度読み返してもＯＫな物語ですからいいと言えばいいのかも知れません。

けっこう貧乏生活をしている北島マヤさんですが商業演劇にけっこう出ています。

ちょい役の栄進座や代役はともかく
嵐が丘のキャサリンは少女時代で一幕演じ、

月影先生が初日に倒れて４日昏睡して、５日目に客席から拍手とあるので
最低でも１週間、一般的な商業演劇だと２週間ぐらいはやっていたはず
１５歳でしたのでギリギリ法律にひっかかんないようですね。

ヘレン・ケラーでは準主役（主演はサリバン役の姫川歌子）、

二人の王女のアルディスにいたってはＷとはいえ主役です。

商業演劇のギャラっていったい幾らぐらいなんでしょう？
大体、中高生の少女がきちんと契約書を交わしていたんでしょうか？
この出演中は劇団つきかげ所属と言うことで劇団に支払われたんでしょうか？
源三さんや麗あたりが管理してたりするのかも知れませんね。

忘れられた荒野は主役ですがほとんど自主製作に近くなってたワリに
演出を買えることでリピーターを増やし、
上演延長、ロングランまでしたので興行的には大成功のはずですが
製作は誰がやってて、この場合ギャラはどうなってるんでしょう？

地下劇場の賃貸料あたりはそれでまかなわれてたりして。
それよりも先生の手術代やら入院費の方に使ってるかも知れません。

でも先生の入院費はバラの人のポケットマネーが毎度引き出されてるかも（ｗ
で、バラの人は実は父上の給料を先生の治療費にあてがってたりして、

「月影さんに今死なれると紅天女が上演できません、
ですが会社の金を使う訳にはいきませんので
入院費を父さんの口座から出しておきましたよ、
もちろん速水の名を出せば受けてくれないのは
目に見えてますから判らないように上手くやります。」
「うむ。」

病院にて
「紫のバラの人いつもいつもありがとうございます。」
「きっと、その人に君の気持ちは伝わっているよ、ふっ。」

とか、だめでしょうか？

マヤの「二人の王女」以降のギャラは芝居に穴を開けて
大都に損害を与えた違約金を払うのに使われてもおかしくありませんが、
バラの大将がうやむやにしちゃったんだよな、契約書破っちゃったし。（ｗ

劇団一角獣＋つきかげの地下劇場公演もけっこう盛況なようですが
団員達の生活費や一角獣の修行旅行費になっているんでしょう。

初共演の石の微笑ですが１０日目に行列が出来て急きょ追加公演になりました。
２回目は８：５０から、嵐が丘と同じ年なのでマヤ１５歳・・・。
これも２週間＋αぐらいじゃないかと思います。
自主公演なので大体１０００～２０００円ぐらいのチケット代で
ござ、ベンチ、立ち見で１００人はいるでしょうか？
計算しやすさで２０日公演、２０００円、満員１００名として
１０日以降は２回公演２回とも満員と一番稼げた計算すると
１０日目以降で２０００円×１００人×２公演×１０日＝４，０００，０００

おおっっ　４００万円

初日は１２名、口コミで増えていったらしいのでだいたい１０人ぐらいずつ、
都合良く増えていったとして９日目は満員のはず。
ご都合計算で９６万

だいたい５００万ぐらい稼げそうです。

これが２週間計算だと後半に２００万なのでトータル３００万ちょっと
こっちの方が現実的ですね。

つきかげ５名、一角獣７名、月影先生で１３名
機材レンタル等準備費や会場代で１００万出ちゃうでしょうか
単純に頭割りで３０万ぐらいですね。
そう考えるとけっこう苦しいでしょうね。
たぶん頭１０万ぐらいで残りを劇団運営費として分けるのが現実的でしょうか。

次のフランケンシュタインの花嫁は２週間ぶっ通しで満員だったので、
上のどんぶり計算で２０００円×１００人＋α×１４日＝２，８００，０００
２８０万です。
２回公演はしてないと思うのでこんなモンでしょうか？
３０００円に値上げすると４２０万になりますが堀田団長だとやらないだろうな（ｗ

アテネ座の公演は制作が大都芸能なので
出演料という形で個人にギャラが払われるんでしょうか、
それとも劇団になんでしょうか？

雑誌とかでも取り上げられただろうし
麗あたりはＴＶデビューしててもおかしくないと思うんですけど。

エキストラ出演とかつきかげのおねーさん達はやっててもいいですよね。
他の劇団に客演は月影先生の兼ね合いでパスされそうですけど
小野寺センセもマヤ以外のメンバーに目くじらは立てなさそうだし。

実際の若手劇団上がりのメジャー俳優は上川隆也が筆頭でしょうか？
岸谷五朗とか古田新太、高田聖子あたりもそうですよね。
メジャーではないんですが惑星ピスタチオにいた
平和堂ミラノさん、お亡くなりになったんですよね、ファンでした。

今日の話はＨＰ「千の仮面」を参考にさせて頂きました。